両替レート
|
|
タイ入国管理局は2025年3月23日、タイ南部プラチュワップキーリーカン県ホアヒンに潜伏していた日本人の男(42)を逮捕しました。この男は、日本およびタイで詐欺行為を行っていたとされ、総額1,000万バーツ(約4,000万円)以上の被害が出ているとみられています。各報道が伝えています。
逮捕されたのは「カネダ」と名乗る日本人の男で、タイ人や日本人に対して大麻関連ビジネスやその他の事業への投資を持ちかけ、虚偽の情報を使って金銭を騙し取っていた疑いがあります。警察は、詐欺に使われたとみられる偽造の会社情報や関連書類を押収しました。
また、日本大使館と連携した調査の結果、この男は2017年、バンコク・スクンビット通りの路地で日本人男性に集団で暴行を加え、重傷を負わせたとして、日本で傷害容疑により指名手配されていた人物であることが確認されました。被害者は下あごを骨折し、約1か月間の治療が必要だったということです。
さらに、逮捕時に押収された電子機器には、耳をナイフで切りつけて脅す様子の動画や、身代金の要求、殺害の脅しなどに関する音声データが保存されていました。このことから、容疑者が臓器売買を含む犯罪組織と関わっていた可能性もあるとみられています。
警察は現在、押収した証拠をもとに組織の全容解明を進めており、容疑者はバンコクのトゥンマハーメーク警察署に移送され、今後の取り調べが続けられる予定です。
関連記事
新着記事