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タイ警察トンロー署は2025年3月22日、バンコク・トンロー地区の建物内で違法に開かれていたポーカー賭博場の摘発を行い、韓国人7人(うち女1人)とタイ人2人のあわせて9人を現行犯逮捕しました。各報道が伝えています。
摘発が行われたのは、3月21日午後11時30分ごろ、トンロー地区のビルの3階の一室です。警察は、韓国人グループが賭博場を開設しているという情報を受け、捜査の上で現場を急襲し、容疑者らを取り押さえました。
現場の入り口では、タイ人の男が「出入りの管理をしていた」として逮捕されており、取り調べに対し「外国人ギャンブラーを部屋に案内する役割だった」と供述しています。警察が室内を確認したところ、複数の韓国人とタイ人がポーカー賭博に興じている様子が確認され、その場で全員を拘束しました。
押収された主な証拠品は以下の通りです:
・トランプ2組
・ポーカーチップ(青160枚=約16万バーツ相当、オレンジ130枚=約13万バーツ相当)
・「オールイン」チップ1枚
・チップ交換記録帳1冊
・携帯電話4台(iPhoneおよびSamsung)
・現金5万バーツ
取り調べによりますと、主催者とされる韓国人の男性「この日が営業初日だった」と供述しており、すでに約20万バーツの資金がプレイヤー間で動いていたとみられています。また、チップの交換はPromptPayやモバイルバンキングアプリを通じて行われており、送金先には韓国人女性の名義口座が使われていたということです。
警察は、主催側とされる2人に対し「賭博場を開設し、財産を賭けた違法な賭博を主導した疑い」、残る7人には「違法な賭博に加担した疑い」でそれぞれ起訴する方針です。現在、全員をトンロー警察署に移送し、引き続き法的手続きを進めています。
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