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2025年3月22日、FacebookユーザーのSteve Suranantさんが投稿した体験談が、SNS上で大きな注目を集めています。タイ北部チェンマイの有名な日本食レストランで、提供されたサバの切り身の中から約2.5センチのセラミック片が出てきて、それを噛んだことで歯が欠ける被害に遭ったとのことです。
Steveさんが店を訪れたのは、3月19日(水)の午後9時頃。以前から何度も通っていたお気に入りの店でしたが、今回の件でその印象は大きく揺らぐことになりました。
「最初はまったく気づかずに口に入れましたが、噛んだ瞬間に異変を感じ、吐き出してみると中にセラミックの破片が入っていました。本当にショックでした」
異変に気づいた後、店員に事情を説明し、店主と連絡を取ってもらったところ、女性店主は「魚は仕入れ業者からのものであり、店の責任ではない」と主張。さらに、「最近歯の治療をしていたのではないか」と逆に尋ねられたといいます。
店側が提示した対応は、サバ料理の代金を無料にするというものでした。Steveさんは「食事代は全額支払うので、せめて歯の治療費を負担してほしい」と申し出ましたが、店主は「治療費は高すぎて支払えない。納得できないなら警察に行ってください」と返答したとのだとか。
翌日、Steveさんは地元の警察署に相談に出向きましたが、「これは民事の問題になるため、警察では対応できない」と説明されました。その後、3月21日(金)に歯科医院で治療を受け、1,200バーツを自己負担しました。診察した歯科医からは、「神経に達していなかったのは幸運だった」との診断を受けています。
Steveさんはその夜、再び店を訪れ、改めて店主と話し合おうとしました。しかし店主の姿勢は変わらず、「これは仕入れ業者の問題であり、店では補償しない」と突っぱねられ、最後には「これ以上話してもケンカになるだけ」と言われ、話し合いは打ち切られてしまいました。「もし同じことが店主の身に起きたらどうしますか?」という問いかけには、「どうすることもできない」と返されたとのことです。
今回の件について、Steveさんは「事件後、一度も謝罪の言葉を受けていない」と強く非難しており、今後はこの店をはじめ、同系列の3店舗すべてに「二度と行かない」と投稿内で明言しています。
SNS上では、「対応があまりに冷たすぎる」「以前からファンだっただけに残念」といった声が多く寄せられ、店側の対応を問題視する意見が広がっています。
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