タイ射撃スポーツ協会の会員資格詐欺、中国人男を逮捕

タイ入国管理局は2025年3月21日、射撃スポーツ協会の会員資格を偽って提供し、被害者から多額の金銭を騙し取った中国人容疑者を逮捕したと発表しました。

容疑者は、SNSを通じて被害者に接触し、「タイ実用射撃協会（THPSA）の会員資格を取得できる」などと嘘の情報を伝え、宿泊費等を含む費用として32万バーツを要求しました。しかし、実際に被害者に渡されたのは、協会の会員資格ではなく、別の研修証明書でした。

当局は、容疑者が行った行為は詐欺にあたると判断し、逮捕状を請求。容疑者は逮捕され、現在取り調べを受けています。

当局の発表によると、今回の事件は、SNSを利用した詐欺の手口として、注意を呼びかけています。特に、海外の射撃スポーツ協会の会員資格取得を斡旋するような情報には十分な注意が必要です。

当局は、同様の手口による詐欺事件が他にも発生している可能性もあるとみて、捜査を進めています。