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【2025年3月22日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、北部ナーン県プア郡の公有地にて、30年以上にわたり違法な砂利の採掘および保管が行われていた拠点を摘発した。
摘発にあたったのは、傘下の自然資源に関する環境犯罪を専門とする部隊。現場では、砂利の山、無許可の採掘施設、そして一台のチェーンソーが確認された。チェーンソーを所持していた男は、その所有を認めたが、許可はなかった。そして、彼の供述により、長年にわたって許可なく採掘・選別が行われていた実態が明らかとなった。
調査の最中、1台のトラックが現場に現れた。運転していた男は、公有地から砂利を運ぶよう指示されたと話した。誰から、なぜ、何のために――それは語られていないが、CIBは把握していたに違いない。
掘られていたのは本当に砂だったのか。それとも、見過ごされてきた沈黙そのものだったのか。いや、そんなことは意味はなさない。事実として残るのは、CIBがそこに立ち入ったという一点のみである。
これは一件の環境事犯ではない。曖昧な日常に対し、秩序という名の一石を投じた出来事だったと言わざるを得ない!
タイ警察中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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