ヒースロー空港で火災による停電、タイ国際航空がロンドン便をキャンセルおよび迂回運航

【2025年3月21日】タイ国際航空（THAI）は、イギリス・ロンドンのヒースロー空港付近で発生した変電所火災による停電の影響を受け、ロンドン路線の一部便についてキャンセルや目的地の変更を行いました。

現地時間3月21日朝、ロンドン西部ヘイズにある電力変電所で火災が発生し、これにより周辺地域で停電が発生しました。ヒースロー空港も空港機能を一時停止し、一時的に閉鎖されました。ヨーロッパで2番目に利用者が多いこの空港の閉鎖により、多くの航空会社の運航に影響が出ています。

タイ国際航空は、以下の便について運航をキャンセルしたと発表しています。

• バンコク発ロンドン行き：TG916（3月21日）
• ロンドン発バンコク行き：TG911（3月21日）、TG917（3月21日）

また、3月22日出発予定のTG910便についても、今後の運航に変更が生じる可能性があるとして、利用者に最新の運航情報を確認するよう呼びかけています。情報はタイ国際航空のSNSや、24時間対応のコンタクトセンター（電話：+66 2 356 1111）で確認することができます。

なお、3月21日午前0時44分にバンコク・スワンナプーム空港を出発したTG910便は、当初ヒースロー空港に着陸する予定でしたが、空港閉鎖のためベルギーのブリュッセル空港に目的地を変更し、現地時間午前6時57分（タイ時間午後0時57分）に到着しました。

https://www.facebook.com/ThaiAirways.TH/posts/pfbid0cLkVD8gF13wfGe3sjQmJrQTttbC6JsBTEFvD9wRGTxe8pei83BopqHgNgUQSRYBSl

■Thai Airways diverts London flight to Brussels after Heathrow shut