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【2025年3月19日】2022年8月5日にタイ東部チョンブリ県の「マウンテンBパブ」で発生した火災により、26人が死亡、約50人が負傷した事件で、オーナーに禁錮5年4カ月の判決が下されました。
2025年3月19日、パタヤ地方裁判所は、過失による死亡事故と無許可での娯楽施設運営の罪で、オーナーを含む4人の被告に有罪判決を言い渡しました。
判決によると、オーナーには禁錮5年4カ月および罰金13万3,000バーツが科されました。また、オーナーの妻と父親には、それぞれ禁錮10年10カ月および罰金26万6,000バーツが言い渡されました。さらに、パブの電気工事を担当した電気技師にも禁錮5年1カ月および罰金12万5,000バーツの刑が科されました。
被告らはすでに保釈を申請しており、控訴の権利を有しています。被害者および遺族への補償額は、200万バーツから500万バーツの範囲で異なるとされています。
今回の判決について、関係者は「多くの証拠に基づいた公正な判断である」と評価する一方、公務員の責任追及が進んでいないことに懸念を示しています。国家汚職対策委員会(NACC)は、火災発生を許した公務員の処分について、明確な判断を下していません。
また、関係者は、公務員が責任を免れようとしている可能性があると指摘し、さらなる調査を求めています。損害賠償請求の訴訟も進められており、引き続き審理が行われる見通しです。
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