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2018年撮影
【2025年3月20日】タイの人気女優ディウ・アリッサラーが、総額6,200万バーツ(約2億円)に及ぶ借金トラブルに巻き込まれ、世間の注目を集めています。華やかなライフスタイルで知られ、多くのファンに憧れられていた彼女ですが、ここにきて一転、大きな試練に直面しています。
今回のスキャンダルは、ディウが知人から高級ブランド品を借り、それを転売していたとする告発から始まりました。被害者の一人であるワサナ・インタサン氏は、ディウが高級バッグやジュエリーなどを借用したまま返却せず、その総額が6,200万バーツにも上るとして警察に告発しました。中には、約2,600万バーツ(約8,400万円)相当のエメラルドとダイヤモンドのネックレスや、約1,380万バーツ(約4,500万円)の高級腕時計も含まれていたといいます。
また、ディウはテレビ番組での電話インタビューで、「問題のネックレスは現在、イニシャル “P” の閣僚の手に渡っている」と発言しました。この発言が火種となり、財務大臣や労働大臣など複数の閣僚が「関与していない」と否定する事態となりました。
この騒動の最中、ディウの夫であるセバスチャン・リー氏との関係にも注目が集まりました。彼女はTV番組で「夫には相談していません。私自身の問題だからです」と発言しました。その後、セバスチャン氏は自身のInstagramの投稿をすべて削除し、ネット上では二人の破局が確実視されています。
ゴシップ系SNSページでは、「セバスチャン氏の財産もすべてレンタルだった」「実はお互いが“お金持ち”だと見せかけていただけだった」といった指摘も出ており、彼の実態についても疑問の声が上がっています。
3月19日、ディウは人気TV番組「ホーンクラセー」に電話出演し、涙ながらに謝罪しました。「決して騙すつもりはありませんでした。ビジネスがうまくいかず、お金が足りませんでした。生活費を抑えられず、支払いが滞ってしまいました」と釈明しました。
また、「今は台湾にいますが、子どもの世話を済ませた後、帰国して警察の取り調べを受けます」とし、今回の騒動への対応を明言しました。さらに「夫や家族、子どもには関係のないことなので、私を批判するのは構いませんが、家族には攻撃しないでほしい」と訴えました。
警察は現在、関係者への聞き取りと証拠の収集を進めており、ディウに対する横領罪の適用を検討中です。タイの法律では、横領罪は最長3年の懲役刑が科される可能性がありますが、被害者が資産を取り戻し、告訴を取り下げれば和解が成立する可能性もあります。
一時は誰もが憧れる“ラグジュアリー・クイーン”だったディウ・アリッサラーですが、現在はその豪華な生活の裏に潜む現実が露呈し、世間の関心が集まっています。彼女はこの危機を乗り越え、新たな道を歩むことができるのか、今後の動向が注目されます
ディウ=アリッサラー トーンボリスット
(Due-Arisara Thongborisut,ดิว-อริสรา ทองบริสุทธิ์)
女優のディウ・アリッサラー
1990年6月15日 生まれ
■Actress ‘Due’ faces B62m embezzlement accusation
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