パタヤの路上で「遺体」発見、レスキュー隊が見た真相は？

2025年3月18日22時30分、タイ東部チョンブリ県パタヤの救助隊に「バイクで通りかかった際、裸の男女が抱き合うように倒れているのを発見した」との通報が入りました。現場はチョンブリ県バーンラムン郡フワイヤイ地区のソイ13カオマコック内で、緊急対応が必要と判断され、救助隊は5台以上の救急車と多くの隊員を動員し、現場へ急行しました。各報道が伝えています。

現場は暗く、道路脇には大量のゴミが散乱していました。通報のあった「遺体」の場所へ近づいたところ、人間の遺体ではなく、裸の状態で抱き合うように並べられたマネキンが確認されました。頭部がない状態で放置されていたため、遠目には本物の遺体と見間違える可能性があったとみられます。

この場所は街灯も少なく、見通しが悪いため、通報者がバイクで通りかかった際には、はっきりと確認できなかったと考えられます。

救助隊は、今後同様の通報が入らないよう、問題のマネキンを回収し、適切に処分しました。