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2025年3月18日午前8時45分、ナコンラチャシマ県(コラート)ワンナムキアオ郡の住宅で爆発が発生し、1人が死亡、4人が重傷を負いました。現場ではさらに未爆発の爆弾3発が発見され、爆発物処理班が対応に当たっています。各報道が伝えています。
事故が起きたのはウドムサップ地区ノーンシートーン村14の民家で、死亡したのはタイ人女性(61歳)です。夫(66歳)とともに廃品回収をしていたところ、爆発の犠牲となりました。負傷したのは夫を含む4人で、全員が爆発の破片による重傷を負い、病院へ搬送されました。
警察の調べによると、爆発の原因はM79榴弾とみられています。住民が軍の演習場「プーラムヤイ」から拾ってきた廃品の中に爆発物が混じっており、タイ人女性が計量のために榴弾を袋に入れた瞬間に爆発したとみられます。
事故後、爆発物処理班が現場を捜索したところ、M79弾、対空砲弾、RPG弾の計3発が未爆発の状態で発見されました。安全確保のため、半径100メートル以内を封鎖し、さらなる爆発の危険がないか調査が続いています。
地元住民によると、プーラムヤイでは軍の実弾演習が行われており、廃品回収のために不発弾を拾う住民もいるとのことです。村長のニティヤ・ロイキンさんは「これまでも同様の事故が発生しており、住民に警告していたが、危険性を軽視する人も多かった」と話しています。
警察と軍は、今後さらに不発弾の危険性について住民への周知を強化し、同様の事故を防ぐ方針です。
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