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【2025年3月16日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、南部で暗躍する麻薬密輸組織を急襲し、2名を逮捕。作戦の舞台は、ソンクラー県ハートヤイ郡のゴム農園。そこに隠されたのは、ヘロイン208キロ、ヤーバー270万錠。価値にして1億1700万バーツ。麻薬密輸の闇が、また一つ暴かれた。
CIBはすでに動いていた。組織の拠点となる小屋の存在をつかみ、静かに包囲網を敷く。ターゲットが現れた瞬間、すべての歯車が噛み合った。
逃げ場はなかった。袋詰めされた違法薬物が、ただの沈黙の中に積み上げられていた。現場に流れるのは、ただの静寂。だが、その静寂こそが、CIBの圧倒的な存在感を物語っていた。
沈黙を破るように、逮捕者の携帯が鳴る。CIBはこれを逃さず、電話の相手を誘い出す作戦に出る。警戒する素振りも見せず、相手は姿を現した。それは偶然だったのか、それとも運命だったのか——答えを知る者はいない。ただ確かなのは、その瞬間、CIBの包囲網がさらに狭まったということだ。
今回の摘発で密輸ルートの一端は明るみに出たが、これで全てが終わるはずもない。これらは、さらなる戦いの幕開けに過ぎないのだ。
CIBの捜査は続く。ゴム農園の奥深くに潜む影を追い、その根源へと迫る。
タイ中央捜査局(CIB)プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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