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タイ政府住宅銀行(GH Bank)は、タイ全国で9,000件以上の中古物件を競売にかける予定です。対象となるのは、一戸建て住宅、タウンハウス、コンドミニアム、さらには更地まで多岐にわたり、鑑定価額から最大50%の割引が適用されます。バンコクおよび周辺地域では1,200件以上、地方では8,500件以上の物件が競売に出される予定です。2025年3月16日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
落札者には、指定期間内に売買契約を締結した最初の80名に1,000バーツのギフトバウチャーが贈られます。物件の保証金は1件につき1万バーツとなりますが、落札価格が1,000万バーツ以上の場合は10万バーツの保証金が必要となります。契約の締結は、競売日から10営業日以内に完了する必要があります。
GH Bankは、不良資産(NPA)物件向けに特別な住宅ローンプログラムを用意しています。購入者は最大24か月間の無利息期間を利用できるほか、頭金の支払い期間中に最低1.5%の保証金を支払うことで、物件への入居が可能となります。この柔軟な条件により、より多くの方が住宅を購入しやすくなることが期待されています。
2025年も引き続き、新築・中古物件の需要は堅調に推移すると見込まれており、特にBTSやMRTなどの大量輸送路線沿いのエリアは、利便性を求める購入者からの関心が高まっています。
競売は3月15日(土)10:00~16:00に開催されます。落札者はGH Bankの住宅ローンプログラムを利用でき、最大24か月間の低金利融資が提供される予定です。
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