パタヤで当て逃げしたマレーシア人の男2人を逮捕、車内で飲酒も

2025年3月15日午前3時30分ごろ、チョンブリ県バンラムン区ノンプルー（パタヤ）のスクンビット通りで当て逃げ事故が発生しました。事故の通報を受け、救助隊が現場に駆けつけ、オートバイを運転していた24歳の男性に応急処置を施し、病院へ搬送しました。男性は重傷を負っています。各報道が伝えています。

一方、事故を目撃したパタヤの市民が逃走する車両を追跡し、約20キロにわたる追跡の末、交差点で車を停めさせ、警察に通報しました。

警察がバンコクのナンバープレートをつけたトヨタ・カムリを調査したところ、前部バンパーに損傷があり、オートバイの部品が付着していました。車に乗っていたマレーシア国籍の33歳と36歳の男2人を逮捕し、アルコール検査を実施しました。車内からはビール瓶が見つかり、証拠として押収されました。

また、車に同乗していた24歳のトランスジェンダー女性が警察に証拠を提供しました。彼女によると、2人の男にプールヴィラでの飲み会の給仕役として雇われ、友人とともに車に同乗していましたが、男たちは車内でビールを飲みながら乱暴な運転を続けたということです。制止を振り切ってそのままオートバイに衝突し、事故後も逃走したと証言しました。

赤信号で車が停車した際、彼女と友人は車から脱出し、助けを求めました。また、車内で撮影した動画を警察に提供し、男たちがビールを飲みながら運転する様子や、オートバイに衝突する瞬間が記録されていました。動画は警察の証拠として提出されました。