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バンコクの高級コンドミニアムで外国人グループ摘発、違法オンライン賭博サイトを運営

2025年3月14日 配信

タイ警察は2025年3月13日、バンコク・チャトゥチャック区のラプラオ通りソイ18にあるコンドミニアムで、違法オンライン賭博サイトが運営されているとの情報を受け、踏み込み捜査を行いました。現場では外国人グループがサイトを管理していたことが確認され、中国人1人とベトナム人3人の計4人が拘束されました。各報道が伝えています。



警察は、パソコンやノートパソコン8台、タブレット、携帯電話6台のほか、暗号資産のハードウェアウォレット「Ledger Nano X」などを押収しました。コンピュータ内には中国語で運営される海外の賭博サイトのデータが保存されており、賭博への勧誘を目的とした内容が記録されていました。捜査の結果、4人はタイ国内の住居を運営拠点として使用し、賭博サイトの管理業務に従事していたことが判明しました。銀行口座には中国人民元での給与支払いが確認され、換算すると数百万バーツに相当する金額が動いていたということです。

取り調べに対し、4人は約2カ月前にタイへ入国し、中国人の雇い主から賭博サイトのアドミン業務を依頼されたと供述しました。報酬は月5万バーツ(約21万円)だったということです。また、押収されたハードウェアウォレットには、USDT(テザー)という暗号資産が保管されていたとみられ、警察は関連データの解析を進めています。

警察は4人に対し、許可なく電子メディアを通じて賭博を行わせた、または賭博を勧誘した罪で起訴しました。また、入管法に基づき、入国後24時間以内に住所変更を届け出なかったことが確認され、すでに罰金が科されました。その後、4人は刑事裁判所へ身柄を送致されています。

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