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サムイ空港で英国人4人とマレーシア人1人を逮捕、 144kgの大麻密輸未遂

2025年3月14日 配信

タイ南部スラタニ県サムイ島のサムイ空港で2025年3月12日、スーツケースに詰めた大麻144kgを密輸しようとしたとして、英国人4人とマレーシア人1人が逮捕されました。警察によると、彼らは大麻をシンガポール経由で英国に持ち込む予定だったとのことです。各報道が伝えています。



事件が発覚したのは2025年3月12日午後6時ごろ。サムイ国際空港の国際線出発ターミナルで、5人の外国人が7つのスーツケースを預けようとした際、X線検査で不審物が検出されました。空港職員がボープット警察署とサムイ税関当局に通報し、5人はその場で拘束されました。

スーツケースを調べたところ、内部には真空パックされた乾燥大麻の花穂が詰められていました。英国人2人は4つのスーツケースに85.3kgの大麻を、別の英国人2人は2つのスーツケースに35.8kgの大麻を所持していました。さらに、マレーシア人1人は1つのスーツケースに22.8kgの大麻を持っていました。

逮捕された英国人の男2人は、英国での借金帳消しと引き換えに大麻を運ぶよう依頼されたと供述。一方、英国人の女2人は、大麻をロンドンに届ければ2,000ポンド(約87,000バーツ)の報酬を受け取る予定だったといいます。

マレーシア人の男は、シンガポールへの大麻輸送を依頼され、報酬として6,000リンギット(約45,000バーツ)を受け取る予定だったと話しました。5人は出発前、タイ国内のホテルでスーツケースを受け取り、そのまま空港に向かったとのことです。

タイでは大麻の規制が緩和されたことで、国外への密輸が増加。特に、サムイ空港のような小規模な空港は、バンコクのスワンナプーム空港などと比べて警備が手薄になりやすいことから、密輸組織に狙われているといいます。

警察は、密輸組織の背後にいる黒幕の特定を進めており、捜査を拡大。逮捕された5人は、大麻を密輸しようとした罪で起訴され、タイ伝統医療保護促進法(大麻に関する規制)に違反したとしても追及される見込みです。

当局によると、今回押収された大麻は、英国の価格で少なくとも1,500万バーツ(約6億円)に相当するとみられています。

Foreigners arrested with 144kg of cannabis at Samui airport
Britons and Malaysian were attempting to take drugs to Singapore and the UK

 

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