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タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年3月5日、米国国土安全保障省捜査局(HSI)と協力し、チョンブリ県バンラムン郡(パタヤ)のコンドミニアムでドイツ国籍の54歳の男を逮捕しました。男は、ダークウェブ上で児童ポルノを販売していた疑いが持たれています。
捜査当局によると、2024年12月、HSIが児童の性的虐待を描いたコンテンツを販売するウェブサイトを発見し、運営者がタイに居住していることを突き止めました。これを受け、タイのテクノロジー犯罪抑圧課(TCSD)が捜査を開始しました。男がダークウェブを利用して違法な映像を販売し、ビットコインやモネロといった暗号通貨で支払いを受け取っていたことが確認されました。
調査の結果、男は約5,000本の児童ポルノ動画を提供しており、登録者数は1万人を超えていました。捜査当局は、違法収益が約10万ドル(約350万バーツ)に上ると推定しています。男は、得た収益を複数のデジタルウォレットに分散し、さまざまな通貨に換金した後、最終的にタイバーツに交換し、国内の銀行口座に入金していたとされています。
証拠を基に裁判所が逮捕状を発行し、3月5日にチョンブリ県のコンドミニアムで逮捕が実施されました。警察はこの際、ノートパソコン、ネットワーク機器、携帯電話、14万件以上のポルノファイルが保存されたストレージ機器、銀行口座の記録、クレジットカード、SIMカードなど計36点の証拠品を押収しました。
取り調べに対し、男はドイツでプログラマーとしての職を退職した後、タイに移住し、ダークウェブ上で児童ポルノを提供するウェブサイトを管理していたことを認めています。
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