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タイの国家不正防止委員会(NACC)は、2025年1月22日より、公務員と婚姻届を提出せずに同棲しているカップルを「配偶者」と認定する新基準を施行しました。
2025年3月7日付の官報第142巻第11号に掲載された国家不正防止委員会(NACC)の発表「配偶者とみなされる、婚姻届を提出せずに夫婦として同棲している者の基準(第2号)2025」により、この新基準が明らかになりました。発表には、国家不正防止委員会のスチャート・トラクーンカセムスック委員長が署名しています。
この新基準は、2024年に改正された民法に対応するもので、公務員と未婚の同棲カップルであっても、以下のいずれかの条件を満たす場合には、法律上の配偶者と同様の扱いを受けることになります。
また、一度は婚姻届を提出したものの、その後離婚し、現在も事実婚状態にあるカップルも、この基準の対象となります。
この新基準により、公務員の資産申告や利益相反に関する規制が強化され、未婚の同棲カップルも法律上の配偶者と同様に、透明性の高い行動が求められることになります。
NACCのスチャート・トラクーンカセムスック委員長は、「この新基準は、変化する社会状況に対応し、公務員の倫理観を高めるための重要な一歩である」と述べています。
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