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サムイ島のメガクルーズターミナル、2032年完成へ~タイ湾の観光拠点化を推進

2025年3月9日 配信

タイ南部スラタニ県のサムイ島に、メガクルーズターミナルが2032年までに完成することが発表されました。これにより、タイはクルーズ観光の国際的な拠点としての地位をさらに強化することになります。タイ政府メディアNNTが2025年3月9日に伝えています。



このプロジェクトは、タイ湾沿岸の経済成長と観光拡大を促進することを目的としています。政府関係者はスラタニ県を訪問し、進捗状況を確認するとともに、増加する観光客への対応能力を調査しました。

視察団はソンクラー県、ナコンシータマラート県、スラタニ県を訪れ、サムイ島への主要なフェリーターミナルであるドンサック港を視察しました。観光業の拡大について地元当局と協議を行い、フェリーサービスについても確認しました。タイ海事局によると、フェリーサービスは十分に確保されており、アンダマン海沿岸からの旅行者を含め、大量の観光客を受け入れる準備が整っているとのことです。

サムイ島のクルーズターミナルの建設は2029年に開始され、2032年に本格稼働する予定です。完成後は、ソンクラー、サムイ島、パタヤの港を結び、タイ湾東部の観光回廊の一部となります。また、当局は島内のインフラ問題にも言及し、水不足や廃水処理の課題に対応するため、水の供給拡大や処理施設の改善を進める方針です。

サムイ島とパンガン島では、フルムーンパーティーの時期に特に観光客が急増します。これに対応し、観光警察や海事当局は、フェリーの安全検査の強化や、船舶運航者への薬物検査を実施するなど、事故防止のための対策を強化しています。

スラタニ県のレーム・ヒン・コムで行われた最終現地調査では、プロジェクトに対する公的な反対意見が沈静化し、土地収用も進んでいることが確認されました。

 

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