|
|
勝者コールされるリング上のゆうま
タイを拠点にプロ活動を続けるムエタイ石田兄弟の弟、石田ゆうま(16歳)は3月7日(金)のラジャダムヌンノックアウトに出場し、2025年第1戦を初回KO勝ちで飾った。
この日のラジャダムヌンスタジアムは金曜ということもあり、地元観客や外国人観光客で賑わっていて、第1試合からほぼ満員の入り。第2試合に出場したゆうまはタイ人選手のマリカー・オーサムナーンと対戦した。
ゆうま自身初めてとなるバンタム級(118ポンド、53.5キロ)で不安もあったというが、成長期にあるゆうまは、パワー負けせずに17歳ながら60戦の経験を誇るマリカーに下段蹴りで初回KO勝ちを収めた。
計量を終えたゆうまとマリカー
試合ゴングが鳴ると、上半身タトゥーだらけでいかついマリカーが、左ジャブからのワンツー、いきなりの右ストレートなどスピードのあるパンチでゆうまを攻め立てる。
ゆうまは落ち着いて右ローキックを中心に試合を組み立てる。開始1分過ぎに前に出てくるマリカーに、ゆうまはちローとミドルの中間での右下段蹴りを左太もも裏に決める。
マリカーはバランスを崩しリング上に転がる。立ち上がったマリカーは圧力を掛けようとパンチを繰り出すも、再び右下段蹴りが太ももに炸裂すると、堪らずその場で腰を落としダウン。
立ち上がったマリカーだが、まだまだ効いている様子にレフェリーは続行を許さず、ゆうまの技ありのKO勝ちとなった。
ついこの間までライトフライ級(48.9キロ)で戦っていたゆうまは、身長も伸びて、現在は175センチ。次戦は54.0キロなど、バンタム級超での試合を組んでいく方針だ。
今年に入り、石田兄弟は日本の格闘技雑誌、「Fight&
その一方で、兄のそうま(17歳)はヒザの負傷により、
復帰までには少し時間が掛かる見込みだが、
ゆうまと石田兄弟を支えるロンポージムのトレーナー陣
石田兄弟の試合の予定については、
ロンポームエタイボクシングジム
https://www.facebook.com/
–
[寄稿・Odasai https://note.com/
関連記事
新着記事