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バンプー海岸でニタリクジラの死骸が発見、保護動物として調査進む

2025年3月8日 配信

タイ中部サムットプラーカーン県のバンプー海岸で2025年3月7日、ニタリクジラ(Bryde’s whale, Balaenoptera edeni)**の死骸が打ち上げられているのが発見されました。



タイ海洋・沿岸資源局(DMCR)、タイ漁業局、バンプー警察署や海洋・沿岸資源研究センターなどの関係機関が現地で調査を実施しました。確認されたのは若い雌の個体で、全長約8~9メートル、すでに腐敗が進んでいたとのことです。

死骸の頭部には並行した3本の傷があり、上顎の端が折れていましたが、これが生前にできたものか、死後の損傷かは不明とされています。潮が大きく引いており、死骸が海岸から離れた場所にあったため、7日の時点では解剖ができず、3月8日に本格的な検査を行う予定です。

ニタリクジラは2019年野生動物保護法の付属リストに記載されている保護動物であり、今回の発見については、バンプー警察署に公式に記録が提出されました。今後の調査で違法行為が確認された場合、関係者に対し法的措置が取られる可能性があります。

海洋・沿岸資源局は、地域住民や漁業関係者、観光客に対し、海洋環境や希少な海洋生物の保護に協力するよう呼びかけています。異常な状況や希少生物を発見した場合は、地域の関係機関または森林・海洋保護ホットライン(1362)へ通報するよう求めています。

 

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