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韓国空軍の戦闘機が爆弾誤投下、タイ人4人を含む15人が負傷

2025年3月7日 配信

【ソウル】韓国軍などによると、2025年3月6日午前10時5分頃、北朝鮮に近い京畿道抱川で、訓練飛行中の韓国空軍のKF-16戦闘機2機が爆弾計8発を誤って射撃場の外に投下しました。爆弾は道路や農地で爆発し、15人が負傷し、そのうち4人はタイ国籍であることが確認されました。



タイ外務省の報道官によると、在韓タイ大使館からの情報として、負傷したタイ人4人のうち1人は手足に重傷を負い、6日中に手術を受けると述べました。また、韓国当局がこの重傷者の治療費を負担する方針であることを明らかにしました。その他の3人は軽傷で、すでに宿泊先に戻っているとのことです。

韓国軍によると、戦闘機は米韓合同の実弾射撃訓練に参加しており、2機が並んで飛行して爆弾を投下する訓練を実施していました。しかし、操縦士が投下地点の座標を誤って設定したことが原因とみられ、本来の標的から約8キロメートル離れた場所に爆弾が落下したということです。

韓国の国家消防庁によると、住宅や聖堂、倉庫など計8棟が一部損壊し、多くの住民が避難を余儀なくされました。負傷者の内訳は4人が重傷、11人が軽傷とされています。

韓国軍は事故を受け、実弾を使用した射撃訓練を全面的に中止し、事故原因の調査を進めています。また、韓国空軍は声明で「意図せず爆弾が投下され、民間人に被害が及んだことを深く遺憾に思う。負傷者の一刻も早い回復を願う」と発表し、事故調査委員会を設置し「損害賠償を含む必要な措置を講じる」としています。

 

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