タイ警察は2025年3月4日、バンカピ区の倉庫で違法にポーカー賭博が行われているとの情報を受け、摘発を実施しました。タイ人および外国人52人を逮捕し、押収品の総額は約5,000万バーツにのぼります。
警察によると、捜査チームはバンカピ区ポーケーオ通りソイ3イェーク19にある倉庫を捜索し、ポーカーテーブル3台、トランプ66セット、ノートパソコン2台、紙幣計数機1台、チップ収納ボックス2個などの賭博用具を押収しました。また、さまざまな額面のチップが発見され、その総額は約5,141万バーツに相当するとみられています。
逮捕されたのは、違法賭博の運営者とされるタイ人の男1人を含む52人で、タイ、ベトナム、イスラエル、ベラルーシ、パキスタン、デンマーク、インド、中国、シンガポール、アイスランド、ロシアなど、複数の国籍の人物が含まれていました。
警察は、現場でポーカーを行っていた者たちを逮捕し、取り調べを実施。全員が違法賭博への関与を認めたため、容疑者らをラプラオ警察署へ送致しました。運営者の男には「違法賭博の開催および運営」の罪を、その他の51人には「違法賭博への関与」の罪を適用し、今後も法に基づき対応していくとしています。
