両替レート
|
|
タイの世界遺産「古都アユタヤ」にあるワット・ヤイチャイモンコンで、外国人観光客とみられる女性2人が仏像の台座に登り、マンゴーを採ろうとする様子がSNS上で拡散され、批判が集まっています。タイ政府メディアNNTが2025年3月4日に伝えています。
この映像はSNSユーザーによって投稿されたもので、50~60歳ほどの女性2人が寺院の回廊にある仏像の基部を踏みつけながらよじ登っている様子が映されていました。投稿には「隣の仏像の頭が折れているのはなぜだと思う?」というキャプションが添えられており、多くの仏教徒や市民から非難の声が上がっています。
問題となったワット・ヤイチャイモンコンは、14世紀に建立され、アユタヤ王朝時代の重要な遺跡の一つです。現在も信仰の対象となっている寺院であり、訪問者には敬意を払うことが求められています。
この件に関し、ネット上では「信仰や文化への無理解が過ぎる」「こうした行為は遺跡の破損にもつながる」など、観光客のマナーに疑問を呈する意見が相次いでいます。寺院側や当局からの正式なコメントは今のところ発表されていませんが、今後の対応が注目されます。
関連記事