日本人男がエクスタシー所持で逮捕、バンコクの商業施設で不審な動き

バンコク・トンロー警察は2025年3月1日未明、商業施設内で不審な動きをしていた日本人の男を麻薬所持の疑いで逮捕しました。所持品検査の結果、エクスタシー4錠が見つかりました。

警察によると、午前2時頃、ワッタナー区クローントンヌアの商業施設4階トイレ付近で、外国人の男が不審な動きをしているとの通報がありました。警察が駆けつけ職務質問を行ったところ、男は挙動不審な様子を見せたため、所持品検査を実施。その結果、透明なビニール袋に入ったエクスタシー4錠が見つかり、茶色のレザーバッグの中からパスポートや個人の持ち物も確認されました。

男は「見知らぬ男から購入し、試しに使おうと思っていたが、使用する前に逮捕された」と供述しています。警察が尿検査を実施しましたが、アンフェタミン系薬物の陽性反応は検出されませんでした。しかし、違法薬物の所持が確認されたため、「第一種麻薬（エクスタシー）を違法に所持した罪」で逮捕され、トンロー警察署に移送されました。警察は今後、さらに詳しい捜査を進める方針です。