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タイのマンゴー輸出が急増しており、特に韓国への輸出が大幅に伸びています。その背景には、世界的なタイ伝統スイーツ「もち米マンゴー」(タイ語:カオニャオ・マムアン)の人気があります。2024年のタイ産生鮮マンゴー輸出額は、前年比45.68%増の47億1600万バーツに達しました。2025年3月2日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
これまで最大の輸入国であったマレーシアを抜き、韓国が輸出額全体の62.2%を占める最大の輸入国となりました。この背景には、韓国政府が供給不足と価格高騰に対応するため、一時的にマンゴーの関税を撤廃したことが挙げられます。これにより、タイ産マンゴーの価格競争力が向上しました。
さらに、ソーシャルメディアを中心に「もち米マンゴー」の人気が高まったことが、韓国での需要を押し上げました。韓国の消費者の間で、タイ産マンゴーは高級品としての認識が広まっています。
一方、マレーシアへの輸出は12.8%減少しましたが、依然として重要な市場です。また、日本、ベトナム、ラオスなどへの輸出も増加しています。
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