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タイ政府は、外国人観光客を対象とした「入国税」の導入を正式に決定し、2025年内に徴収を開始することを明らかにしました。ソラウォン・ティアントン観光・スポーツ大臣によると、現在、詳細な規則の策定が進められており、2025年3月までに告知し、年末の観光ハイシーズンまでに導入する計画です。
この税は、観光客が事故や災害に遭遇した際の補償費用の確保や、観光業の管理・発展に活用されます。タイ政府は、入国税の導入によって国の財政負担を軽減し、安全対策の強化を図る考えです。こうした制度は他国でも導入されており、タイでも実施が決まりました。
政府は2025年3月までに詳細を発表し、その後5〜6か月の準備期間を経て、年末の観光シーズンに合わせて徴収を開始する予定です。
現時点での徴収額は以下の通りです。
空路で入国:1人当たり300バーツ/回
陸路・水路で入国:1人当たり300バーツ(従来は150バーツ)
陸路・水路での入国については、1回ごとに徴収する方式では負担が大きいため、30〜60日間有効のマルチプルエントリー方式を採用する可能性も検討されています。ただし、この点については今後の調整を経て最終決定される見込みです。
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