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2025年2月28日、タイ警察は北部チェンライ県で「ハイブリッド詐欺」を行っていた中国人9人を逮捕しました。この詐欺グループは、主にアメリカやカナダの被害者を標的にしていたとみられます。各報道が伝えています。
警察によると、容疑者らは魅力的な写真を使用した偽のソーシャルメディア・プロフィールを作成し、無作為にターゲットを選定。AIツールを活用して会話を重ね、被害者との信頼関係を築いた後、海外のデジタルウォレットを通じた仮想通貨投資へと誘導していたということです。
警察はチェンライ県ムアン郡バーンドゥーにある詐欺グループの拠点を急襲し、14台のコンピューター、81台の携帯電話、各種インターネット接続機器などを押収しました。
逮捕された9人のうち6人は、ラオスから不法に国境を超えてしてタイに入国していました。残る3人は学生ビザを利用して合法的に入国していましたが、当局はこれらのビザが詐欺目的で不正取得された可能性について調査を進めています。
また、逮捕時にはタイ人女性1人も現場におり、容疑者の1人の妻とされています。
現在、容疑者らには不法入国およびタイの外国人労働管理令違反の罪が適用されており、詐欺の実態解明に向けた捜査が続いています。
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