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タイ内務省アヌティン・チャーンウィラクーン大臣は、中国人がコンドミニアムを違法に賃貸し、ホテル法に違反している疑いがあるとして、当局が調査を進めていることを明らかにしました。2025年2月27日のバンコクポストが伝えています。
報道によると、内務省の地方行政局が、バンコクのスクンビット通り沿いを中心に中国人がコンドミニアムを購入し、外国人に短期賃貸しているとの報告を受け、調査を行っているということです。アヌティン大臣は「ホテルやコンドミニアムのユニットを貸し出す場合、ライセンスが必要です」と述べました。
また、外国人によるコンドミニアムの所有率は49%を超えないとし、元首相のスレッタ・タビシン氏が75%への引き上げを指示した件については「現在検討中」と説明しました。
この問題は、中国人投資家が購入したコンドミニアムを短期賃貸し、Airbnbなどを通じて外国人に貸し出している実態が指摘されたことで明るみに出ました。キーカードや鍵をロックボックスに保管し、利用者がコードを入力してセルフチェックイン・アウトを行う手口が確認されています。
スクンビット・ソイ42では、短期賃貸が頻繁に行われ、騒音問題も発生しているということです。また、スクンビット・ソイ48/2では、バイク修理店の近くにロックボックスが設置され、多くの外国人がキーカードを受け取りに来ていたことが判明しました。
ホテル法では、ライセンスなしで日単位の宿泊施設を提供することは禁止されており、違反した場合、最大2万バーツの罰金が科されるほか、営業を続けた場合には1日ごとに1万バーツの罰金が発生します。多くのコンドミニアムでは管理規約で日単位の賃貸を禁止しています。
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