THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

出会い系アプリで「写真と違う」 インド人男性が暴行被害、レディーボーイら逮捕

2025年2月20日 配信

タイ南部ソンクラー県ハジャイのホテルでインド人男性が暴行を受け、約12万バーツ相当の金のネックレスを奪われる事件が発生し、タイ人のレディーボーイとその共犯者が逮捕されました。各報道が伝えています。



事件が発生したのは2025年2月15日午後5時半ごろで、ホテルの防犯カメラには犯行の様子が記録されていました。

41歳のインド人男性は、チャットアプリ「MiChat」で知り合ったレディーボーイとハジャイ市内のホテルで会う約束をしました。しかし、実際に対面すると、アプリのプロフィール写真と異なっていたため、サービスをキャンセルしようとしました。すると、レディーボーイは「時間を無駄にされた」として500バーツの補償を要求。男性が支払いを拒否すると、仲間を呼び寄せ、暴行を加えたうえでネックレスを奪い、バイクで逃走しました。

警察は捜査の結果、26歳のシーズン容疑者と、共犯者である26歳のクワン容疑者を特定。防犯カメラの映像には、シーズン容疑者が単独で暴行を加え、クワン容疑者が外で待機し、逃走を手助けする様子が映っていました。

警察は潜入捜査を行い、MiChatを利用してシーズン容疑者に接触。指定したホテルにシーズン容疑者とクワン容疑者が現れたところを逮捕しました。家宅捜索では、盗まれた金のネックレスと0.24グラムの覚せい剤が発見されました。

取り調べに対し、シーズン容疑者は「金のネックレスを盗むつもりはなかった。500バーツを支払ってくれれば返すつもりだった」と供述しました。しかし、インド人男性が支払いを拒んだため、そのまま持ち去ったと説明しています。

警察は、2人が以下の罪に問われる可能性があるとしています。

  • 傷害罪(刑法第295条):暴行により精神的または身体的な傷害を負わせた場合、最長2年の懲役または最大4万バーツの罰金
  • 窃盗罪(刑法第334条):他人の財産を窃取した場合、最長3年の懲役または最大6万バーツの罰金
  • 麻薬使用(麻薬法第162条):第一級薬物を使用した場合、最長1年の懲役または最大2万バーツの罰金

警察は引き続き捜査を進めています。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク