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タイ空港公社(AOT)は、免税店大手キングパワーの財務状況について、既存の契約を変更せず、支払い期限の延長を提供すると発表しました。2025年2月18日の各報道が伝えています。
キングパワーは新型コロナウイルスの影響で流動性の問題を抱えており、AOTは契約の基本条件を維持しつつ、支払いスケジュールの調整を行うとしています。
AOTのケラティ・キジマナワット社長は「債務は残るため、AOTの収益には影響しません。むしろ、利息収入が融資コストを上回ります」と述べました。
キングパワーは2019年の入札でスワンナプーム空港など主要空港の免税店運営権を獲得し、売上の20%または最低保証額(MG)のどちらか高い方をAOTに支払う契約を結んでいます。しかし、コロナ禍で収益が減少し、AOTは一時的にMGの徴収を停止する措置を講じました。
現在、キングパワーはAOTに40億バーツ以上の未払いがあり、年利18%の利息が発生しています。キングパワーはこの利率の引き下げを求め、AOTは年利約9%への調整を検討中です。
AOTとキングパワーの今後の交渉は、空港免税事業の今後に影響を与える可能性があります。
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