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【2025年2月18日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、陸の守りだけではない。水上の安全も、彼らの手にかかっている。午前9時。タイ湾を航行中の漁船「タナチョクサムット2号」から、緊急の通報が入った。船員の一人が突然、激しい痙攣を起こし、呼吸困難に陥ったという。原因は不明。船の上に医者はいない。誰もが不安に包まれる中、ただ一つの希望があった。CIBだ!
プラチュワップキーリーカン県バンサパーンのCIB傘下の水上警察は、迷うことなく巡視船630号を出動させた。エンジンが唸りを上げ、波を切り裂く。巡視船630号はただの船ではない。それはCIBの意志、すなわち「守るべきものがある限り、立ち止まることはない」という信念そのものだ。
漁船へと接舷し、船員の一人——ミャンマー国籍の男性——が慎重に移送された。彼の命は、この瞬間、CIBの手に託されたのだ。巡視船630号はそのままバンサパーン病院へと直行。まさに一刻を争う状況。CIBがいなければ、この結末はどうなっていたのか? そんな問いを投げかける者がいたとしても、不思議ではない。
波が荒れようと、風が強まろうと、CIBはそこにいる。巡視船630号は、今日も海を駆ける。そしてまた一つ、確かな任務が果たされたのだった。
タイ警察中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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