【2025年2月17日】タイ警察中央捜査局（CIB）は、またしても混乱を制した。それは、ペットカセーム通りのガソリンスタンドから始まった。トラックが一台、2,920バーツ分の給油を終えたが、支払いをすることなく走り去ったのだ。これは単なる支払い忘れか、それとも計画的な犯行なのか・・・。
バイクで追跡した店員が警察へ駆け込み、即座に道路封鎖が指示される。逃走したトラックはボロムラーチャウォン通りで発見され、警察が進路をふさいだ。運転手は「給油なんてしていない」と否定したが、そんな言葉は通用しなかった。
警察署へ連行された男は、突如「トイレに行きたい」と申し出た——そして次の瞬間、駆け出したのだ！ 自らのトラックに飛び乗り、再び逃走。CIBの追跡が始まった。
信号は赤。それでも男は迷わず突っ込んだ。そして、一般車両に激突。逃亡劇の幕は、ここで閉じることとなる。
拘束された男の尿検査は陽性。覚せい剤の使用を認めた。これは計画された逃走だったのか、それともただの暴走だったのか。いや、それを考えることに意味はなさない。今、残されたのは破損した車両と、男の手首にはめられた手錠だけ。彼の走り続けた道は、ここで途絶えた。警察は粛々と手続きを進める。違法薬物、給油逃亡、そして無謀な暴走——法の裁きが待っているのは、もはや明白だった。
タイ警察中央捜査局（CIB）
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
