17歳少年がバイク窃盗、逃走し海へ飛び込むも寒さに耐えられず投降

タイ東部チョンブリ県のビーチリゾート・パタヤで2025年2月15日、バイク窃盗の疑いで17歳の少年が警察に拘束されました。事件は、パタヤ市ノンプルーのプラタムナック・ソイ4で発生し、少年が住民のオートバイを盗もうとしたところ、目撃者に取り押さえられ、警察に通報されました。

警察の取り調べに対し、少年は犯行を認めるとともに、これまでに2台のオートバイを盗み、各所に隠していたことを供述しました。捜査班は証拠品を押収するため、少年を連れて現場へ向かいました。

調査の結果、インヨム・ビーチ近くのプラタムナック・ソイ4で、ナンバープレートのない黒色のホンダ・ウェーブ110iと、バンコク登録のグレー×黒のホンダ・ウェーブ100（ナンバープレート：ปจน 504）が発見されました。少年は、キーが付いたままのバイクを狙い、他のバイクと並べて駐車することで警察の目を欺こうとしていたとみられています。

しかし、証拠品の押収作業中、少年は警察の隙を突いて逃走しました。未成年のため手錠をかけることができなかったこともあり、そのまま海へ飛び込みました。

警察は説得を試み、「助けるから陸に戻るように」と呼びかけましたが、少年は応じず、沖へと泳ぎ続けました。しかし、約20分後、寒さに耐えきれず自ら岸へ戻り、最終的に警察に投降しました。

警察は、少年を法的手続きに従い送致し、捜査を進めています。