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【2025年2月16日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、また一つ、巨大な犯罪ネットワークを摘発した。今回の標的は、国際的な麻薬密輸組織。摘発されたのは、アイスと呼ばれる覚醒剤の結晶が約250kg。闇の世界に流れるはずだったそれは、まさにCIBの執念によって押しとどめられたのだった。
事件の発端は昨年6月1日。捜査官は、大量の麻薬が中央部から南部へと運ばれるとの情報を掴んでいた。容疑者たちは、白いヒノの10輪トラックにアイスを隠し、ナラティワート県タークバイ郡へと向かう計画だった。
CIBの捜査官たちは、不審なトラックを発見。近づくと、運転手の男が突如逃走を図った。異変を察知したCIBは、即座に追跡。車両の中を確認すると、そこには緑色の「CHINESE PIN WEI」茶袋が並んでいた。中には、厳重に真空パックされた白い結晶が——そう、アイスだったのだ!
押収された麻薬の量は実に250kg。これは単なる密輸事件ではない。国の安全を脅かす規模の犯行だ。CIBはさらに捜査を進め、組織の背後にいた重要人物を突き止めた。
彼は事件発覚後、ナコンシータンマラート県のフアサイ郡へ逃亡。しかし、CIBの追跡から逃れることはできなかった。執念の捜査の末、ついに彼を確保。すべては、CIBの手のひらの上で展開されていたにすぎない。
タイ警察中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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