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書籍に覚せい剤を隠してGPSで追跡、パタヤで韓国人の男を逮捕

2025年2月14日 配信

タイ東部チョンブリ県の入国管理局と麻薬取締局は2025年2月13日、韓国人の男を逮捕しました。この男は書籍の中に隠し部屋を作り、覚せい剤を隠して密輸していたほか、GPS装置を利用して当局の目を欺こうとしていました。GPS装置を小包に取り付けることで、輸送中の追跡を容易にし、当局の監視を避ける狙いがあったとみられます。調査の結果、この男は韓国の国際指名手配犯であり、パタヤを拠点に活動していたことが判明しました。各報道が伝えています。



捜査はタイ入国管理局の指揮のもとで行われ、チョンブリ県の入国管理局と麻薬取締局の合同捜査チームが、国際刑事警察機構(インターポール)の「レッドノーティス(国際指名手配)」が出されている51歳の韓国人の男を、チョンブリ県ジョムティエンのコンドミニアムで逮捕しました。

捜査員が部屋を捜索したところ、覚せい剤約150グラムが寝室に隠されていたほか、携帯電話や小型GPS装置、薬物を小分けにするための器具が見つかりました。また、薬物密輸に使用していたとみられる書籍も押収されています。書籍の中央部分がくり抜かれており、その中に覚せい剤を隠し、タイから韓国へ小包として送っていたとみられます。さらに、パスポートを確認したところ、オーバーステイ(滞在期限超過)が判明し、直ちに逮捕となりました。

この男は、覚せい剤の販売目的所持および外国人の滞在許可期限超過の罪に問われています。捜査の結果、韓国で逮捕された韓国人の妻と共謀し、違法薬物を韓国へ密輸していたことが明らかになりました。男はパタヤで外国人(国籍不明)から覚せい剤を仕入れ、それをGPS装置とともに書籍に隠し、韓国へ発送していたとみられます。

また、この男には国際指名手配(インターポールのレッドノーティス)が発令されており、タイ当局は共犯者の逮捕に向けて捜査を継続するとしています。

 

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