サトウキビ収穫機に巻き込まれ少年死亡

タイ北部カンペーンペット県ランクラブー郡のサトウキビ畑で、15歳の少年が収穫機に巻き込まれ死亡する事故が発生しました。少年は畑で休んでいたところ、誤って機械に取り込まれたとみられています。各報道が伝えています。

事故が発覚したのは2月11日、収穫作業を行っていた男性が、機械から血が飛び散っているのに気づいたことがきっかけでした。警察が現場に駆けつけたところ、収穫機の近くに停車していたトラックの上に血まみれの胴体があるのを発見しました。

死亡したのは15歳の少年です。収穫機を操作していたのは少年の叔父にあたる26歳の男性でした。男性によると、少年は作業中の畑で休んでおり、誤って作物と一緒に機械に巻き込まれてしまったとみられます。

男性は「血が飛び散るまで何が起こったのか気づかなかった。甥の遺体を見てすぐに警察に通報した」と話しています。

少年の両親は約13年前に亡くなっており、それ以来、男性と共に暮らしていたとのことです。少年は時折、畑仕事に同行していました。

警察は、サトウキビ畑の所有者を事情聴取するため警察署に呼び出しました。また、男性に対して業務上過失致死の疑いで捜査を進める方針です。

■Teen boy reaped, killed by sugarcane harvester