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タイ南部プーケットで2025年2月7日、外国人が違法に経営する事業所に対する摘発作戦が実施されました。今回の捜査では、無許可の託児施設やムエタイジムが対象となり、関係者の逮捕や証拠品の押収が行われました。
警察によると、最初の捜索対象はタラーン郡パークロークにある外国人向け託児施設でした。この施設では2~4歳の外国人の子ども10人が保育されており、ロシア国籍の女性が保育士として勤務していました。この女性は労働許可証を保持していましたが、施設の法人代表であるタイ国籍の男が「無許可で託児施設を経営した」疑いで逮捕されました。警察は、この事業が外国人事業法に違反している可能性もあるとして、今後さらなる調査を進める方針です。
次に、タラーン郡チューンタレーの託児施設「THAILIVING KIDS」が捜索されました。施設内には約25~30人の外国人の子どもがいました。警察は、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン国籍の4人の男女を逮捕。容疑は「無許可で託児施設を経営」「労働許可証なしで就労」などとなっています。また、この施設の運営会社には外国人株主が関与しており、警察はさらなる違反の有無を調査するとしています。
最後に、ムアン郡チャロンにあるムエタイジム「Phuket Fight Club」が捜索されました。ジムにはタイ人と外国人を合わせて30~40人の生徒がいました。警察は、同ジムの法人代表であるタイ国籍の女を「無許可で私立学校(ムエタイジム)を運営した」疑いで逮捕しました。
プーケット警察は、今後も外国人が関与する違法ビジネスの取り締まりを強化し、経済活動の監視を厳格に行っていくとしています。
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