タイ政府広報局、新華社とフェイクニュース対策で協力へ

【バンコク】タイ政府広報局（PRD）は2025年2月9日、中国の国営通信社・新華社と協力し、フェイクニュースや誤情報への対策を強化すると発表しました。

タイ政府広報局局長は、新華社の傅華（フー・フア）社長および幹部らと会談し、新たな覚書（MOU）のもとで連携を進めることで合意。デジタル化が進む現代において、両国の国民が正確で信頼できる情報にアクセスできる環境を整えることが目的です。

また、この協力は報道分野での関係強化を通じ、タイと中国の友好を深める狙いもあります。新華社は、世界180カ所以上に拠点を持ち、15の言語でニュースを発信する国際的な報道機関として知られています。両国は、国交樹立50周年の節目を迎える中、今回の取り組みが国民の生活向上と相互理解の促進につながると期待しています。