パタヤビーチ、美しさと持続可能性で3つの主要賞を受賞

パタヤビーチ

タイ東部チョンブリ県のパタヤビーチが、その美しさと持続可能性の取り組みが評価され、3つの主要な賞を受賞しました。チョンブリ県の観光地としての評価がさらに高まり、国内外の観光客にとって魅力的な目的地としての地位が強化されています。各報道が伝えています。

バンコクから約1時間の距離にあるパタヤビーチは、景観の美しさと国際基準への適合が認められ、3つの賞を獲得しました。これらの賞は、ビーチ管理と観光品質を評価するISO 13009基準に基づき、タイ科学技術研究所および観光局によって授与されたものです。

パタヤビーチは、観光管理や開発が行われたビーチとして「自然観光地の品質基準」部門で「非常に良い」と評価されました。また、ISO 13009:2015のビーチ運営基準（タイプ Ncdフォーマット）において、レベル2の「完全要件」認証を取得しました。さらに、タイの観光地品質基準（TCT. 609:2551）にも認定されています。

パタヤ市当局は、持続可能な観光の推進にも力を入れており、国連の持続可能な開発目標（SDGs）に沿った政策を進めています。経済、社会、環境の課題に対応しながら、より良い未来の創造を目指しているといいます。

今回の受賞は、観光ブームが続くチョンブリ県にとって大きな成果となりました。タイ国政府観光庁（TAT）パタヤ事務所を統括するチャイワット・タムタイ氏によると、2024年1月から11月の間にチョンブリ県を訪れた観光客は2,400万人に達し、前年比17.92％の増加となりました。観光収入は2,600億バーツで、26.54％増加しているとのことです。

このうち1,000万人が外国人観光客、1,400万人が国内観光客でした。2025年の見通しも引き続き好調で、新年最初の5日間だけで50万5,411人が訪れており、年間でさらに25％の成長が見込まれています。

パタヤを訪れる観光客の国籍別トップ5は、中国（69,548人）、マレーシア（57,127人）、ロシア（46,752人）、韓国（28,160人）、インド（26,635人）となっています。