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大気汚染のタイ、3カ月以内に2万軒のレストランに防塵ルーム導入を推進

2025年2月3日 配信

タイ保健省保健局は、大気汚染対策の一環として、全国の飲食店に防塵ルームを設置する取り組みを進めています。今後3カ月以内に、2万軒のレストランで防塵ルームの導入を目指しています。各報道が伝えています。



保健局副局長によると、現在9県の234のレストランに防塵ルームが設置されており、さらなる拡大を進めているとのことです。特に健康への影響を懸念する利用者に対し、より多くの選択肢を提供することを目的としています。

まず、バンコクおよび近隣県の50軒以上のレストランのオーナーを対象に、防塵ルームの設置方法に関する研修を実施します。その後、プーケットやチェンマイの飲食店オーナーにも研修を広げていく予定です。

今回の取り組みは、最近深刻化しているPM2.5による大気汚染を受け、公共スペースへの防塵施設設置を進める保健局の広範な施策の一環となっています。保健局はすでにすべての県立病院と総合病院で防塵施設の整備を完了しており、今後は地域の病院でも導入を進める方針です。また、保育園や学校にも防塵施設を設けるよう呼びかけています。

副局長は、防塵ルームを適切に設置するための4つの重要なポイントを示しました。それは、外部の粉塵が室内に入らないようにすること、壁や設備、表面に粉塵が蓄積しないようにすること、室内の粉塵を除去すること、そして線香や喫煙など粉塵を発生させる行為を避けることです。

保健局は今後も飲食店をはじめ、公共施設における防塵対策を強化し、よりクリーンな環境を提供することを目指しています。

 

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