チャチューンサオ県の2種のマンゴーが地理的表示（GI）認定

タイ商務省知的財産局は、タイ中部チャチューンサオ県の特産品であるマンゴーの「Khai Tuek Pad Riew」と「Rad Pad Riew」を地理的表示（GI）産品として正式に登録しました。これにより、すでに認定されている「Nam Dok Mai See Thong Bang Khla」マンゴー（Barracuda mango）、「Bang Khla aromatic coconut」、「Pad Riew Khiew Sawoey」マンゴーに続く新たな地理的表示（GI）産品が誕生しました。2025年1月30日のタイ広報局が伝えています。

「Khai Tuek Pad Riew」は、タイの伝統的な品種で、未熟な状態で食べるのが一般的。甘みと程よい酸味が特徴で、その美味しさから「家を売ってでも買いたくなる」と言われるほどの人気を誇ります。

「Rad Pad Riew」（Mangifera indica）は、風味のバランスがよく、果肉がしっかりとしておりサクサクとした食感が魅力。タイ国内外の消費者から広く支持されています。

今回の認定によって、これらのマンゴーの市場価値が向上し、産地の信頼性が強化されることが期待されています。また、地元農家にとって新たな経済的機会を生み出すとともに、チャチューンサオ県の農産物ブランドの確立にも貢献しています。

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