THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

パタヤで中国人実業家襲撃~人気ナイトクラブ経営権を巡る争い、容疑者5人出頭

2025年1月30日 配信

タイ東部チョンブリ県パタヤ市で発生した中国人実業家襲撃事件について、タイ人の容疑者5人が2025年1月29日、タイ警察パタヤ署に出頭しました。事件はナイトクラブの経営権を巡る争いが発端とみられ、関係者の一部はすでに国外へ逃亡している可能性があります。



事件は2024年9月14日に発生しました。襲撃を受けたのは、中国人実業家の男性で、パタヤ市内の人気ナイトクラブの共同経営者でした。中国人男性は複数の人物に暴行を受け、さらに高額な金のネックレスを奪われました。警察の捜査により、事件にはタイ人と中国人の複数の人物が関与していることが判明し、タイ人の容疑者5人に対して逮捕状が発行されました。容疑者らは出頭しましたが、容疑を全面的に否認しており、警察は引き続き事情聴取を進めています。

この事件は、中国人グループ間の経営権争いが背景にあるとみられています。英語報道によると、襲撃を指示したのは、中国人のLi Jiarui(通称:Bobby)容疑者で、被害者に対し、ナイトクラブの経営権を手放すよう圧力をかけていたとされています。また、2023年3月にも、Li Jiarui容疑者と被害者の間で、別のナイトクラブを巡る暴力事件が発生していました。両者の店舗は向かい合う形で営業しており、長年にわたる対立が続いていた可能性があります。

警察は、2025年1月23日にパタヤ市内のKhao Talo地区にあるLi Jiarui容疑者の自宅を捜索しましたが、本人の姿は確認されませんでした。家族の証言によれば、Li Jiarui容疑者は1月19日に自宅を離れており、それ以降の行方が分かっていません。警察は、彼が依然として国内に潜伏している可能性が高いとみており、国境警備を強化し、逃亡を防ぐ方針です。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク