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タイ北部の古都チェンマイが、世界最大の生活環境データベース「Numbeo」の最新ランキングで、東南アジアで最も安全な都市に選ばれました。2024年の安全指数は76.5を記録し、同指数のシンガポールと並んで1位にランクインしました。2025年1月29日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
Numbeoのデータによると、2025年1月時点でチェンマイの犯罪指数は22.35、安全指数は77.65に達しており、住民や観光客にとって非常に安全な環境を提供していることが評価されています。このランキングでは、3位にフィリピンのダバオ(安全指数72.5)、4位にマレーシアのペナン(安全指数68.7)、5位にベトナムのハノイ(安全指数64.0)が続いています。
東南アジアの安全都市ランキングでは、7位にタイの首都バンコク(安全指数60.2)、9位にタイの観光地パタヤ(安全指数54.9)もランクインしており、タイの都市の安全性が注目されています。
東南アジア安全都市ランキング(2024年)
1位 チェンマイ(タイ) – 安全指数76.5
1位 シンガポール(シンガポール) – 安全指数76.5
3位 ダバオ(フィリピン) – 安全指数72.5
4位 ペナン(マレーシア) – 安全指数68.7
5位 ハノイ(ベトナム) – 安全指数64.0
6位 マカティ(フィリピン) – 安全指数61.3
7位 バンコク(タイ) – 安全指数60.2
8位 イロイロ(フィリピン) – 安全指数58.9
9位 パタヤ(タイ) – 安全指数54.9
10位 ジョホールバル(マレーシア) – 安全指数49.1
11位 セブ(フィリピン) – 安全指数48.4
12位 ホーチミン市(ベトナム) – 安全指数48.1
13位 ジャカルタ(インドネシア) – 安全指数47.3
14位 プノンペン(カンボジア) – 安全指数45.0
15位 クアラルンプール(マレーシア) – 安全指数38.2
16位 マニラ(フィリピン) – 安全指数35.3
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チェンマイは、美しい自然や文化的な魅力で知られる観光地として、国内外の観光客に高い人気を誇っています。今回のランキング結果はその安全性を裏付けるものであり、さらなる観光客誘致や都市の魅力向上につながることが期待されています。
なお、Numbeoのデータはグローバルユーザーが自由に提供し編集できる仕組みのため、専門家による検証が行われていない点が指摘されています。過去にはデータ改ざんによって特定の都市が不正確に危険と評価された事例もあり、データ利用時には注意が必要です。
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