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タイ国立公園・野生動物・植物保全局は、日本から贈られた桜の苗木をタイの高地に植樹するプロジェクトについて、環境に害を与えない形で進められていることを確認しました。このプロジェクトは、福岡にタイ総領事館が設立されたことを記念し、両国の友好関係を象徴する取り組みとして実施されています。タイ国営メディアNNTが2025年1月28日に伝えています。
植樹は国立公園や保護地域ではなく、クンワン王立農業研究センター、メーチョンルアン王立農業研究センター、クイーン・シリキット植物園など、環境保護基準に基づいて厳選された場所で行われます。今回贈られた桜の苗木は1000本で、まず200本が試験的に植樹される計画です。
タイの国立公園法(2019年施行)は、外来種が生態系に影響を及ぼすことを防ぐため、保護地域での植樹を禁止しています。このため、プロジェクトは保護地域外で実施されており、植樹前には苗木を6カ月間育苗所で養生し、さらに専門チームが監督する体制が整えられています。
今回の取り組みは、両国の友好関係を深める象徴として注目される一方、タイの自然環境に配慮した形で進行していることが確認されています。
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