ウドンで食い逃げか、中国人観光客一家を捜索中

タイ東北部ウドンタニ県ムアン郡にある韓国料理店で2025年1月26日、中国人観光客一家が約1万バーツ相当の食事を注文し、支払いをせずに店を去る事件が発生しました。店のマネージャー（27歳）は警察に通報し、現在、捜査が進められています。各報道が伝えています。

事件が起きたのは1月26日夜のことで、中国人一家12人が KOKI UDタウン店を訪れ、牛リブやサーロイン、韓国風スープなど高級メニューを注文しました。会計は9,480バーツに上りまが、一家は支払いをすることなく店を離れました。

マネージャーによると、店が混雑していたため、家族が退店した直後には異変に気づかなかったとのこと。防犯カメラの映像には、一家が一斉に店を出た後、最後に出てきた男性が支払いをせずそのまま立ち去る様子が映っていました。男性は退店時に周囲を確認し、防犯カメラも意識している様子だったといいます。

同店はオープンから3カ月が経過したばかりで、今回のような事件は初めてのことです。店主から警察への通報を任されたマネージャーは、代金が回収されなければ自身の月給全額が差し引かれる可能性があると話しています。

防犯カメラの解析によると、一家は店を出た後、トンヤイ通り沿いで待機していたバンに乗り込み、立ち去ったことが確認されました。現在、ムアンウドンタニ警察が捜査を進めており、一家の行方を追っています。