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タイ保健省、大気汚染対策で800万枚以上のマスクを配布へ

2025年1月28日 配信

タイ国内でPM2.5による大気汚染が深刻化する中、タイ保健省は脆弱な層を対象に800万枚以上のマスクを配布する計画を発表しました。配布は2025年1月28日(火)から開始され、対象者は保健省傘下の医療施設や地域保健事務所でマスクを受け取ることができます。



保健省の発表によると、PM2.5レベルが37.6µg/m³から75.0µg/m³の地域では高齢者や持病を持つ人々などの脆弱な層が対象となり、75.0µg/m³を超える地域では一般市民も配布の対象に含まれるとのことです。マスクは1人1日1枚、最大7日分まで提供される予定です。

サージカルマスクとN95マスクの在庫については十分な供給量が確保されており、生産能力も需要を大きく上回っています。保健省によれば、現在のサージカルマスクの在庫は約738万枚で、1日あたりの生産能力は48万9000枚に達しています。また、N95マスクは60万枚以上の在庫があり、月産24万枚の生産が可能とのことです。

ソムサック・テープスティン保健大臣は、外出前にPM2.5濃度を確認し、状況に応じて屋外活動を控えるよう市民に呼びかけました。「マスク不足の心配はありません。政府の在庫と生産能力は、現在の需要に十分対応できるものです」と述べています。

 

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