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タイ北部チェンマイ、ユネスコ世界遺産登録に向け準備進む

2025年1月26日 配信

タイ北部の歴史と文化の中心地であるチェンマイが、ユネスコ世界遺産への登録を目指す動きが加速しています。チェンマイの歴史的・文化的遺産は、2015年からユネスコの世界遺産暫定リストに登録されており、現在、文化省や美術局、チェンマイ県当局が中心となり、正式な推薦書類の準備を進めています。この書類はパリのユネスコ世界遺産センターに提出される予定で、近日中に提案される見込みです。タイ広報局が2025年1月26日に伝えています。



推薦対象には、チェンマイの記念碑や歴史的遺跡、文化的景観が含まれています。チェンマイは、古代ラーンナー王国の首都として栄え、700年以上の歴史を持つ都市です。ワット・プラタートドイステープ、ドイステープ-プイ国立公園、城壁と門、ワット・チェディルアン、ワット・プラシン、ワット・チェットヨート、ワット・スアンドーク、ワット・ウモーンなど、多くの文化的価値の高い遺産が点在しています。

タイではこれまでに以下の5つの文化遺産が世界遺産リストに登録されています。

  • アユタヤ歴史都市(1991年)
  • スコータイと関連する歴史都市(1991年)
  • シーテープ古代都市とその関連するドヴァーラヴァティー時代の遺跡(2023年)
  • バーン・チエン考古遺跡(1992年)
  • プー・プラバート歴史公園(2024年)

チェンマイの世界遺産登録が実現すれば、タイの文化的遺産に新たな光が当たるだけでなく、観光や地域経済の発展にも大きく貢献することが期待されています。

 

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