密輸武器ディーラーを摘発、大量の武器を押収

タイ警察は2025年1月24日、大量の武器や弾薬を不法に所持していたとして、28歳の男性を中部サムットサコーン県で逮捕しました。逮捕現場では、グレネードランチャーやライフルなどの武器6丁、弾倉17個、さらに約8,000発の弾薬が押収されました。これらの武器は再塗装され、使用可能な状態だったということです。

警察の発表によりますと、今回の摘発は政府および警察庁の指示に基づく取り締まりの一環として行われたもので、違法武器取引グループの解明を目的としていました。捜査班はこのグループを長期間にわたり追跡し、密輸の動きを掴んだということです。

警察の捜査によりますと、容疑者は武器を国境地帯で受け取り、サムットサコーン県内の保管場所で一時的に保管した後、最終的な買い手に販売していたことが分かりました。過去にも数回、違法物品を密輸し、1回につき20,000バーツの報酬を受け取っていたとされています。武器の販売価格は1丁あたり40,000～60,000バーツで、購入者とは直接連絡を取り合っていたとのことです。

警察は今後も捜査を拡大し、グループの背後にいる主犯の特定を進める方針です。