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2025年1月22日午後、タイ南部パンガー県沖のラ島付近で、ロシア人観光客の男(45歳)が自身のタイトロシアのハーフである13歳の息子を観光ボートから突き落とし死亡させたとして逮捕されました。
事件当時、ボートには観光客33人(タイ人17人、外国人16人)と乗員5人が乗船していました。目撃者の証言によると、父親は船内で突然立ち上がり、息子を抱え上げた後、船の左舷から海へ突き落としました。その後、自らも海に飛び込んだということです。船長はすぐにボートを停止し、乗員が救助活動を行いましたが、少年は顔や頭部に重傷を負い、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。傷は船のプロペラによるものと見られています。
警察は、目撃証言や証拠から父親が故意に息子を突き落としたと判断し、殺人容疑で逮捕しました。取り調べでは父親は通訳を通じて容疑を否認し、「記憶がない」と主張しています。警察は動機や背景について捜査を進めており、父親が外国人であることから逃亡の可能性も考慮し、厳重に対応しています。
この親子は昨年11月からスリン諸島で休暇を過ごしており、事件当日は帰路に就く途中でした。家庭内の問題や父親の個人的な事情が事件の背景にある可能性も調査されています。
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