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タイ看護評議会は2025年1月21日に公式Facebookページを通じて、タイ警察病院の看護部に所属す女性看護師のスナリー・キアウサラッブさんの善行を称賛しました。スナリーさんは2024年11月27日、観光先の日本で高齢男性を救助する迅速な対応を行い、その専門技術と献身的な行動が社会の注目を集めています。
その出来事は、東京の銀座線浅草駅で発生しました。スナリーさんは駅構内で意識を失い倒れている高齢男性を発見。彼女は看護師としての専門知識を活用し、意識状態やバイタルサインを即座に確認。男性が意識を失い脈拍も確認できなかったため、心肺蘇生（CPR）を開始しました。
さらに、近くの駅職員に自動体外式除細動器（AED）の手配を依頼し、AED到着後は電極パッドを装着して準備。幸いなことに男性の脈拍は回復し、電気ショックは必要ありませんでした。その後、到着した救急隊によって男性は病院へ搬送されました。
看護評議会は「スナリーさんの行動は看護師としての模範的な姿勢を示し、知識と技術を人々のために活用したもの」として高く評価。公式発表では、スナリー氏の迅速で献身的な行動が「人々に希望と幸福をもたらすものである」とのコメントを添え、彼女の善行に深い敬意を表しました。
スナリーさんの行動は、看護師としての専門性が人命救助に直結することを示した好例であり、社会における看護職の重要性を改めて浮き彫りにしました。看護評議会は今後もこのような取り組みを広く伝えることで、看護職の社会的貢献を発信していく考えです。
